先日、AZ-900を取ったので、次に何を勉強しようかなーと探したところ、ステップアップの順番としてはAZ-104かAZ-204に進むのが順当らしいことが分かりました。
【2020年8月版】Microsoft Azure「新資格」についてまとめました
AZ-104がサーバ管理者向けで、AZ-204が開発者向けらしいです。
というわけで、とりあえずAZ-104の勉強を進めてみようと思いました。
その中で、ストレージアカウントのレプリケーションというか、冗長性の種類をすぐ忘れるので、自分のためにまとめておこうと思います。
ストレージアカウントの冗長性のまとめ
基本的にLRS < ZRS < GRS < GZRS の順に障害に対して強くなります。
略称 | 冗長のタイプ | 特徴 |
LRS | Locally Redundant Storage | データセンター内で異なる3つの記憶装置に保存 |
ZRS | Zone Redundant Storage | 同一リージョン内の3つの異なるゾーンにあるDCに1個ずつ保存(計3つ) |
GRS | Geo Redundant Storage | 1つのDCに3つ(LRS)、それをセカンダリリージョンのDCにコピー(計6つ) |
GZRS | Geo Zone Redundant Storage | ZRSで保存した3個のデータをセカンダリリージョンの1DCに保存(計6つ) |
RA-GRS(番外) | Read Access Geo Redundant Storage | セカンダリ側に読み取りアクセスできるGRS |
RA-GZRS(番外) | Read Access Geo Zone Redundant Storage | セカンダリ側に読み取りアクセスできる GZRS |
詳しくはやっぱり公式サイトが分かりやすいです。
データの冗長性
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/common/storage-redundancy
補足
- DC・・・データセンター
- Redundant・・・日本語に訳すと「冗長」
- LはLocalのLだから弱い
- ZがつくとZoneで複製してくれるから強い
- GがつくとGeoで冗長、つまり別リージョンに複製してくれるからもっと強い
- Gがつくものは非同期で複製されるので、厳密には本物より古い
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